「モットンはトッパーとしてベッドマットレスの上に敷いて使えるの?正しい使い方を知りたい」
「そもそもモットンって、どんなベッドマットレス?」
「モットンは欲しいけど、使ってたベッドマットレスの処分はどうしよう?」
「モットンを返品した時のことを考えると、ベッドマットレスは持っておいた方がいい?」
モットンといえば、高機能・高反発で有名なマットレスです。
使い方は様々ですが、既存のマットレスの上に乗せて使うことは可能なのでしょうか?また効果は落ちないのでしょうか?
この記事では、モットンとベッドマットレスとの関係を解説します。
※本ページではプロモーションが含まれています。
1.モットンはトッパーとしてベッドマットレスの上でも使用可能
結論から言うと、
なぜなら、モットンは厚み10センチという薄さなので既存のマットレスの上に置いても邪魔になるほどではないからです。
基本的には、どんなベッドの上に置いてもモットンの高反発性や体圧分散などの特徴を損なうことはありません。いわゆるトッパーとしての使用となります。
ただし1点注意として、
これらについては、以下で説明していきます。
2.ベッドマットレスの上でモットンを使用する時の注意点
上記でも記載した通り、
なぜなら、せっかくのモットンの高機能が、柔らかいベッドマットレスの上だと十分に発揮されないからです。
例えば、
柔らかいベッドの上にモットンを敷いて使用した場合、使用する人がモットンの上で横になると、その影響で下のベッドマットレスまで沈み込んでしまいます。
モットンの売りは、「ほどよく沈み込み、理想の寝姿勢を実現すること」です。
しかしこれは、モットンの下(ベッドフレーム・床・畳)が硬いときに有効で合って、モットンの下が柔らかいマットレスだと、モットンも一緒に沈み込んでしまうのです。
沈み込んでしまうと、身体の重い部分を中心に沈み込んでしまうことになるので、眠っているときの身体は歪み、また背中や腰回りの筋肉は不自然に力の入った緊張状態が持続されてしまいます。
その結果、腰痛を起こしたり、元々腰痛持ちの人は悪化してしまいます。
従って、
柔らかいベッドマットレスの上には決してモットンを敷いてはいけません。
3.モットンを使用する効果
そもそもモットンとは、どんなベッドマットレスなのでしょうか?
ここでは、他のベッドマットレスにはないモットン独自の特徴をまとめてみました。
②高反発機能
③理想の寝姿勢を実現
④優れた耐久性で10年使える
⑤硬さを選べる
①体圧分散機能
それはモットンが体圧分散に優れているからです。
体圧分散とは、文字通り、自分自身の体重によって掛る負荷(体圧)を分散させることです。
通常、体圧は質量の重い部分を中心に掛かってきます。例えば骨盤周りなどは、内臓も集中しており重くなり、沈みがちです。その重たい部分に引っ張られて、腰や背骨周辺などは身体を支えようとして、緊張状態となり傷めてしまいます。
モットンは、そういった体圧を分散させる機能に優れている為、モットンとの接触部分にかかる圧力を周りに分散するのです。
このように適切に分散させることにより、身体の一部に過度に負担が掛ることを防ぎ、筋肉を十分に休養させることができます。
②高反発機能
モットンは非常に高反発なマットレスです。
モットンを手で押さえつけてその手を離すと、すぐに反発する力が働いて復元されます。
つまり、
「寝返り」は人間にとって非常に大切な動作です。
人間は一晩に20回程度寝返りを打つことで、自身の体圧がずっと同じ箇所に負荷が掛かり続けることを防いでいます。
例えば、仰向けの体勢で寝返りを打たずに寝ている場合、背中・腰・お尻などがずっと布団やマットレスに接触したままの状態になります。それはつまり、接触部分(背中・腰・お尻の筋肉や血管)が自分の体重によって押し付けられたままということを意味します。
それはつまり、血管が押さえつけられることで血行は滞り、周辺の筋肉にも血と酸素が行き届きません。結果として、目覚めた時の腰や背中の痛み、酷い場合は褥瘡になることもあります。
これらを防ぐために、頻繁に無意識に寝返りを打って、接触部分を変えているのです。
そしてこの寝返りは、年齢を重ねる毎に回数が減っていきます。その理由は加齢による体力の低下です。寝返りは、意外にエネルギーのいる動作なのです。
そこで役立つのが、モットンの高反発な機能です。
モットンの高反発性によって、年齢を重ねて自然な寝返りの回数が減った方であっても、最小限の力と反動で寝返りを打つことができるようになるのです。
③理想の寝姿勢を実現
理想の寝姿勢とは、姿勢の良い人が直立している時の背骨のなだらかなS字カーブと、仰向け寝しているときの背骨のS字カーブがほぼ一致する状態を指します。
また横向き寝をしている時は、背骨からお尻までが真っ直ぐになっていることです。
この理想の寝姿勢が実現されると、
モットンの場合、体圧分散機能と高反発性機能が優れている為、横になると身体が「程よく沈み込む」ので、骨盤周辺などの重い部分も沈み込み過ぎず、軽い部分は適度に沈み込む状態ができます。
その結果、肩からお尻まで背骨が一直線に保たれ、理想の寝姿勢が実現されるのです。
④優れた耐久性で10年使える
実際にモットンは8万回の耐久試験(1日20回の寝返りを想定して約11年分の耐久負荷をかけ続けた試験)にも、96%の復元率を叩き出しています。※約4%しかヘタっていないという意味
これは、一般的な布団の3倍の耐久性です。
以上の結果から、モットンは10年以上使用できる耐久性を持っていると言えます。
⑤硬さを選べる
モットンは3種類の硬さから選んで注文することができます。
・レギュラー(170N)
・ハード(280N)
好みで選ぶことや、御自身の体重に合わせて硬さを選ぶことも可能です。
また購入後に硬さを交換することも可能です。
4.モットンマットレスのサイズと値段│厚みは薄い
モットンのマットレスの各サイズの寸法・重さ・価格を一覧表にまとめてみました。
~モットンマットレス~
横 × 縦 × 高さ | 重さ | 価格(税込) | |
シングル | 97 × 195 × 10cm | 7.5kg | 39,800円 |
セミダブル | 120 × 195 × 10cm | 9.0kg | 49,800円 |
ダブル | 140 × 195 × 10cm | 10.7kg | 59,800円 |
5.古いベッドマットレスの引き取りはなし!?│お手軽な処分方法
モットンを購入する際に、
元々使っていたベッドマットレスを処分するのが面倒だし、とりあえず今のマットレスの上に敷いておこう
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
残念ながら、モットンは購入時に古くなったマットレスの引き取りサービスはやっておりません。
もし古いベッドマットレスの処分が面倒だから、その上にモットンを敷く予定なのであれば、
下記の記事にモットンの処分方法を複数紹介しております。あなたのスタイルに合った処分方法も見つかるかと思いますので、御興味のある方は是非読んでみてください。
6.モットンの正しい使い方│フローリング直置きとベッドフレーム
モットンには、ベッドマットレスの上に敷く「トッパー」としての使用の他、
・ベッドフレーム
といった使用方法もあります。
直置きのとき│すのこか除湿シート
フローリングの床や、畳の上にモットンを直置きして使用するという方法もあります。
特にフローリングの床の上に直置きする場合、気を付けないといけないのが、
湿気です。 ※尚、畳は湿気に強いと言われています。
湿気は低い所から溜まっていきます。
つまりモットンを床に直置きするということは、モットンの底から湿気を吸い込んでいくということです。
湿気の吸収を防ぐ方法の1つは「すのこ」を置くことです。
床とマットレスの間に、すのこを敷くことで空気の通り道を作って湿気の吸収を防ぎます。
但し、すのこを使用するデメリットとしては
というような問題もあるので注意が必要です。
オススメな湿気対策アイテムは
モットン専用除湿シートです。
このモットン専用除湿シートは、市販の除湿シートよりも2~3倍の吸湿性があり、また消臭効果もあります。
このモットン除湿シートを床に敷いて、その上にモットンを設置することで、モットンの湿気吸収を防ぎます。
また、軽くて、すのこのように床に傷をつけたりもしません。
その他、湿気の溜まりやすい押入れなどでもこの除湿シートは使用することができるのでかなりオススメなアイテムです。
その他、湿気対策としてモットンのオススメのお手入れ方法もあります。モットンのお手入れ方法については、下記の記事に詳細を記載していますので、是非読んでみてください。
ベッドフレーム
ベッドフレームに直接モットンを敷くことで、モットンの機能性を損なうことなく使用することが可能です。
さらに、上記の「直置き」の箇所で書いた湿気についての対策も考えるのなら、
オススメは
すのこ型のベッドフレームだと、隙間も空いていることからモットンとベッドフレームとの接触面積を減らし、床からの高さもあることから湿気対策にオススメのベッドフレームです。
モットンに最適なベッドフレーム
すのこタイプのベッドフレームで当サイトがオススメするのは、コアラアーバンベッドフレームです。
1.すのこタイプのベッドフレーム
2.通気性をしっかり確保!湿気に強く、埃も溜まりにくい!
3.シンプル且つ丈夫で安価
コアラアーバンベッドフレームは、コアラマットレスを提供するkoala社のベッドフレームですが、コアラマットレス専用というわけではなく、モットンであっても問題なく使用可能です。どのサイズであってもベッドフレームの寸法内に収まります。
尚、こちらのメーカーでは上記でご紹介した「コアラアーバンベッドフレーム」のほかに「コアラベッドフレーム」「コアラファブリックベッドフレーム」と計3種類のすのこ型ベッドフレームがあります。それぞれデザインも異なりますので、一度チェックしてみることをオススメします。
「ベッドフレームをどうしようか?」と悩んでいる方は、下記にサイトを貼っておきますので、一度見てみて頂くことをオススメします。
7.モットン90日のお試し期間(返金・返品保証)
モットンには90日間のお試し期間(返品・返金保証制度)があります。
もしモットンを返品することになった場合、元々使っていたベッドマットレスをまた使用できるので、ベッドマットレスの上にモットンを敷く方法も、間違いではないでしょう。
実際にモットンを使用してみて返品することにした場合、90日間のお試し期間(返品・返金保証制度)を利用する為に、注意点を紹介しましょう。
②返品できるのはモットンの公式サイトから購入した方のみ
③モットン返品時は自己発送。発送費は自己負担。
①モットンを返品できるタイミングは決まっている
モットンを返品できるタイミングは決まっています。
モットンを返品できるのは、モットンが到着日から90日経過した日から14日間だけです。
購入から90日以内や105日以上経過してしまうと、一切の返品は受け付けられません。
以下のような理由があります。
モットンに限らずマットレスというのは何日間か使っただけで「合う」「合わない」を判断してはいけないからです。
特にモットンの場合は、理想の寝姿勢を実現してくれることもあり、元々姿勢があまり良くない人にとっては、身体が無理矢理矯正されようとします。ということは、慣れるまではむしろ余計に身体が痛みを感じてしまう場合もあるのです。
これはモットン使用による効果が出ようとしている証拠でもあるのですが、ここで「合わない」と判断して返品してしまっては、全く意味がないのです。
マットレスの良し悪しを判断するには、まず身体の慣れが必要です。
従って、最低でも2週間~1ヶ月程度は毎日使ってみて、それから効果を判断する必要があるのです。
モットンを生産・販売している株式会社グリボーも、そういった点を考慮した上で、「最低でも90日は毎日使ってみてから効果を判断してください」という考えのもと、90日という期間を設定しているのです。
従って、モットンの返品をする場合は、
②返品できるのはモットンの公式サイトから購入した方のみ
90日間のお試し期間制度を利用できるのは、公式サイトから購入した方のみです。
モットンは、Amazonや楽天市場、ヤフーショッピングなどの通販サイトでも同じ価格で販売されています。
しかし、このお試し期間を利用できるのは、公式サイトから購入した人のみなのです。
また、公式サイトから購入した場合、カスタマーサポートにて気軽に相談することも可能なので、使い方や返品などの質問・相談がしやすいのも、公式サイトから購入するメリットと言えるでしょう。
モットンは公式サイトから購入した場合のみ返品ができることは覚えておきましょう。
③モットン返品時は御自身で梱包・発送。発送費は自己負担
モットンを返品する際は、業者などからの引き取りはなく、御自身で発送をしなくてはなりません。
そして、返金の際には返品手数料3,960円が差し引かれて返金されます。
返品や返金についての詳細は下記の記事に書いております。返品するときのワンポイントアドバイスも記載していますので、是非読んでみてください。
8.モットンはやらせ?│怪しい評価や評判
ここまでモットンについて解説してきました。
モットンを初めて知った方にとっては、「良いことばかり言ってない?」「裏がありそう・・」など怪しく思う方もいるでしょう。
実際のところ、過剰な広告もあるため、「やらせ」という口コミもネット上に沢山あります。
ではホントのところ、モットンの評判はどうなのでしょうか?
下記の記事では、モットンを実際に購入した人の評判や評価、また実際に返品した人の口コミなどをまとめています。御興味あれば、是非アクセスしてみてください。
9.さいごに
今回の記事では、「モットンはベッドマットレスの上に敷いて使用可能なのか?」について解説しました。
インターネットを見ていると、こういった使い方は「やらせ」だとか「後悔した」というようなことが書かれていますが、そんなことは全くありません。
ただし、注意点としては、
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快眠!!マットレスレビューでは睡眠や寝具に関する疑問を解消します。
管理者所持資格:寝具ソムリエ・睡眠寝具インストラクター